鳥はみんな「伸び」をします。人間でいう背伸びみたいなもので、リラックスしている時に翼を伸ばします。
もちろんフクロウも伸びるのですが
伸びる姿が超可愛い!!
鳥の伸び方2種類をフクロウの写真を例に紹介します。
鳥の伸び方
鳥の伸び①:スサー
フクロウの伸びには「スサー」と呼ばれる伸び方があります。
片側の翼を下にグイっと下げるように伸びます。右バージョンと左バージョンどちらもあります。スサー中は風切り羽根が一枚一枚広がってよく見えます。
正面から見ると伸ばした方の翼と同じ方の足を軽く浮かせます。パーチから足が離れることもあるし、離れないこともあります。
いつもはもふもふで隠れている足が見えるので、フクロウの美脚が拝めます。
意外と長い…!!ありがたや、ありがたや~
関連記事:鳥のストレッチ「スサー」の意味は?片羽根伸びをするフクロウ画像集!
風切り羽根が擦れる?!
スサーをした時にフクロウが止まっているパーチの高さが低い場合、床で風切り羽根が擦れることも。パーチの高さが低くてフクロウの足元に糞尿がある場合、スサーで伸びた時に羽根も汚れるから注意が必要。
鳥の伸び②:エンジェルポーズ
フクロウの伸びのもう1つは「エンジェルポーズ」と呼ばれるものです。
前かがみになり左右両方の翼をグイっと持ち上げます。この姿が天使の翼に見えることから「エンジェルポーズ」という愛称で呼ばれています。
前かがみになるエンジェルポーズを正面から見ると1頭身フクロウ…
エンジェルポーズの時は尾羽が丸見えでとっても無防備。
後ろから見ると普段は隠れている尾羽が綺麗に扇状に開きます。
スサーとエンジェルはセットが多い
フクロウの伸びは「スサー」と「エンジェルポーズ」の2種類。この2種類の伸びはセットで行われる場合も多々あります。
- スサー(右)
- スサー(左)
- エンジェル(両方)
3ステップのセットで伸びる場合が多いです。
しかし、エンジェルポーズからのスサー・スサーだけ・エンジェルポーズの時だけで終わる場合もあります。
つまり
フクロウの気分。
呼び名はあくまで愛称
「スサー・エンジェルポーズ」といった単語は飼い主たちが愛称として呼んでいるだけなので、飼育本などの正式な場面で「スサー」や「エンジェルポーズ」とは言いません。
伸びの愛称は鳥愛好家のみなさんの中ではそこそこ有名な単語ですが、使いどころに注意が必要です。
まとめ:鳥の伸び方
- 片方の翼を伸ばす「スサー」
- 両方の翼を同時に伸ばす「エンジェルポーズ」
- セットで行うことが多い
鳥が伸びている姿は綺麗で可愛いですね!セットで行う場合が多いので写真を撮りたい場合は伸びのモーションに入ってからカメラを構えておくと次の伸びが撮れますよ。
動画も合わせてご覧くださいね!