ブロガーの間で話題となった「のんくら本」こと「GoogleAdsenceマネタイズの教科書」。
私はブロガーなので読んで実践しました。
のんくら本の概要を一言でいうと
10年後も続くテーマで完結型の情報サイト(ミニサイト)を作ろう
のんくら本を実践したといっても、特化サイトを途中から改良したため100%のんくら式ではありません。
完結型だったらこのサイトにのんくら本のレビューもいらないので。笑
「100%ではないけれど趣味特化サイトで70%くらいの実践」という前提で読んでいただければと思います。
Contents
のんくら本の実践内容
- トップページからのナビゲート
- サイドバーからのナビゲート
- 辞書型の記事の作成
- 広告を増やした(記事内広告)
のんくら本を実践した結果
PVがアップした!(半年間の推移)
トップページとサイドバーを見直して読者が欲しい情報にたどり付きやすくナビゲートしたところPVがアップしました。
月 | PV |
---|---|
12月 | 17,000 |
1月 | 23,500(施策開始) |
2月 | 40,000 |
3月 | 29,000 |
4月 | 30,500 |
5月 | 36,500 |
2月はバズったのでPVが高いのですが、以降も順調にPVが伸びました。辞書型の記事として「フクロウの種類一覧」を準備したのもPVに良い影響を与えました。
アドセンス収益のアップ
広告を見直したことでアドセンス収益は改善されました。具体的には記事内広告を増やしたことが収益アップにつながりました。
ページRPM:256→376(ITPの影響を受ける前)
ITPの影響で適切なアドセンス広告が配信されなくなった(?)ことにより現在ではRPM250ほどに戻ってしまいましたが、施策をしなかったらアドセンス収益は終わっていたと思います。
のんくら本を実践して良かったことは「感謝されるメディア」になったこと
収益が上がって良かったのはもちろんですが、一番良かったことは「感謝されるメディア」になったことです。
サイトを整えると周りからの評価が「勉強になるメディア」になるわけですね。「フクロウ」という超ニッチな分野なので検索ボリュームは少ないですが、これからフクロウを飼いたいという方からとても感謝されます。
「サイト名を覚えてもらえる」のはかなり大きかったです。
しかもエッセイ漫画本で紹介されるという夢のようなことが起こりました。
「感謝される」「紹介してもらえてうれしい」という気持ちはサイト運営における大きなモチベーションとなりました。
なぜ70%しか実践できなかったのか
トップページ作成に知識が必要で難しい
ワードプレスは「ブログ」としての役割が強いため、ミニサイトのトップページを既存のテーマ(テンプレート)のまま作るのは難しいです。
トップページだけは自分で固定ページを作成するなど、カスタマイズや専門知識が必要なんですよね。
トップページの作成はのんくら本でかなり難しい課題だと感じました。
当サイトは有料テーマの「JIN」を使っていて、テーマに含まれる「ピックアップコンテンツ」を利用してナビゲートしています。
普通にブログとして更新したい時もある
もともと「うちのフクロウ可愛いでしょ!」と自慢したいために立ち上げたサイトなのですが、可愛い可愛い言っていても誰も読みにこないのでストック情報を書き始めました。
「無名フクロウは人気フクロウになれるのか?!」という本テーマがあるので、ストック情報だけのミニサイトには出来ませんでした。
TVで動画出演→LINEスタンプ発売→エッセイ漫画で紹介→???
果てして続きは…?と楽しみにしている飼い主と読者をおいて完璧なミニサイトには出来ないのです。
趣味特化ブログなら、完璧でなくてものんくら本を実践すべき
趣味特化ブログでアドセンス収益がメインであれば、のんくら本を取り入れられるところは多いはずです。
ITPの影響で基本的にアドセンス収益は落ちています。のんくら本を実践してPVをアップしていなければ私のサイトのアドセンス収益は死んでいたことでしょう。
100%じゃなくてもいい。少しでも取り入れられるなら実践すべきです。
私は実践して1ヶ月で書籍代以上の成果が出たので、のんくら本を買って本当に良かったです。
ただし、ガチガチのアフィリエイトサイトや雑記ブログの場合、のんくら本は合わないので注意が必要です。