インコやフクロウなどの鳥類をお迎えしたいと思った時に忘れてはいけないのが身体から落ちてくる「脂粉(しふん)」の存在です。トイレ掃除よりもよりも大変なのではないでしょうか。
今回は具体的な脂粉対策を紹介します。
脂粉(しふん)とは身体から出る細かい粉
鳥は身体から脂粉(しふん)と呼ばれる細かい粉を出しています。鳥の種類によって脂粉の量は変わってきますが、インコもフクロウも鳥類全般脂粉を落とします。特に身震いしたり頭をカキカキした時に落ちてきます。
脂粉は鳥の身体を汚れや水から守る役割があり、脂粉が出るのは健康体の証拠です。
つまり鳥のいる部屋はどうしても脂粉で汚れがちになってしまいます。
鳥の脂粉対策
鳥の飼育部屋はきちんと脂粉対策をして清潔空間を保つことが大切です。効果的な脂粉対策を紹介します。
こまめに掃除をする
掃除はペットを飼う上での基本です。
- ミニホウキで掃く
- 掃除機をかける
上記の2点がポイントです。
インコのようにケージ飼いをしている場合はケージ内をしっかりと掃きます。鳥の脂粉は真下に落ちるだけでなく広範囲に飛ぶので、飼育部屋全体に掃除機をかけた方がいいです。
おすすめは紙パック式の掃除機です。紙パックはゴミ捨てが簡単なのでペットオーナーの強い味方!
サイクロン式だとゴミ捨ての際に細かい脂粉が飛ぶ可能性も…
空気清浄機
空気中に舞ってしまうきめ細かい脂粉には空気清浄機が大活躍!
我が家ではプラズマクラスター搭載の空気清浄機を使用しています。フクロウとは離れた場所に空気清浄機を置いているにも関わらず、フクロウが身震いをした瞬間に「PM2.5!PM2.5!」とランプが赤くなって反応しフルパワーで稼働します。
外側のフィルターの上に使い捨ての簡易フィルターを付けるとお手入れも楽なのでおすすめ!湿度も分かるのも良し。
まとめ:鳥の脂粉対策
脂粉対策は大きく2つです。
- 掃除をこまめにする
- 空気清浄機を設置する
鳥飼いさんは部屋を綺麗にしましょう。たとえ部屋の片隅で鳥類を飼育していても脂粉は広範囲に広がるかなり厄介なものです。
脂粉を放置していては人間もペットも快適に過ごすことはできません。鳥を飼っている人はしっかりとした脂粉対策を。脂粉でアレルギーを発症してペットのことを嫌いにならないでくださいね。