ペットの健康の指標のひとつが「糞」の状態です。通常の糞とは異なったら体調不良かも?
でもちょっと待ってください。
フクロウは健康的なときで2種類の糞が存在します。またご飯を食べていないときの糞も見た目が異なります。
健康な糞でも、初めて見たら「もしかして体調不良かも!」とビックリするかもしれません。
フクロウの糞の種類を画像付きで紹介するので、健康な糞の状態かチェックしてくださいね。
閲覧注意タグ付きの記事です。実際の糞の画像がありますのでご注意ください。
Contents
フクロウの糞の種類
- 通常の糞
- 盲腸糞
- 絶食状態の糞
画像付きでフクロウの糞について紹介していきます。
通常の糞(尿酸+糞)
黒い個体状の部分が糞です。白い部分はおしっこにあたる尿酸であり、糞と同時に排泄します。通常の糞はニオイはきつくありません。
尿酸はフクロウが出した瞬間は透明な液体で、時間が経過すると白く固まります。フクロウが排泄する瞬間は液体なので高い位置から落とすと跳ねてしまい掃除が大変になります。
盲腸糞(盲腸便)
盲腸糞はタール状のドロッとした茶色い糞です。1日に1回程度、排泄します。
ウサギは盲腸糞を食糞として食べますがフクロウは食べません。
ニオイがとてもきついので、盲腸糞をしたらすぐに片付けることをオススメします。
絶食中の糞(緑色)
胃の中に食べ物が入っていないと緑色の糞をします。フライト訓練などで意図的に食事を抜いている場合は正常です。
フクロウが排泄しやすいタイミング
基本的には不定期で排泄するフクロウ。しかし、排泄しやすいタイミングもあります。
フクロウは飛ぶ前に排泄して身体を軽くする
排泄しやすいタイミングは「飛ぶ直前」です。
飛ぶ直前に排泄し身体をできるだけ軽くします。飛ぶには身体は軽い方がいいですから、少しでも体重を落とすわけですね。飛ぶ直前の排泄量は少ないことも多いです。
足元がきれいなとき
フクロウはきれい好き。パーチの上で長時間いると足元は排泄物で汚れていきます。足元が汚れているとフクロウは排泄を我慢してしまいます。
足元がきれいになるまで我慢をするので、掃除の直後はトイレをしやすいです。
キャリーバッグから出した直後
キャリーバッグ内では身体を汚さないために排泄を我慢するフクロウも多いです。我慢していた場合、キャリーバッグから出した直後に勢いよく排泄します。
キャリーバッグでなるべくトイレをしたくないらしく、帰宅後のトイレが激しめ(。-∀-)
見たくない方は10秒以内に動画を停止すべし。 pic.twitter.com/TyQm39n6r1
— くるる@フクロウ界のアイドル (@kururu_owl) September 21, 2019
基本的にトイレのしつけはできない
フクロウは犬や猫のようにトイレを覚えません。フクロウが止まっているほぼ真下に落とすので新聞などを敷いて掃除をします。
トイレの場所を覚えないので、フクロウを肩乗せ・頭乗せをする場合は直撃は避けられません。
肩乗せ・頭乗せは推奨しません。
まとめ:フクロウの糞
通常の糞 | 細長い黒い固形物。白い部分はおしっこにあたる尿酸。飛ぶ直前によく排泄する。 |
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盲腸糞 | タール状のドロッとした糞。かなりクサい。1日に1回程度排泄する。 |
絶食の糞 | 緑色の糞。なにも食べていないときに排泄する。フライト訓練中なら正常。 |
盲腸糞は通常の糞と見た目が異なるため、初めて見たら下痢と勘違いするかもしれませんね。盲腸糞を1日に1度排泄するのは正常なので問題ありません。
もし排泄物がいつもと違うようであれば体調不良の可能性もありますので、動物病院での診察を視野にいれてくださいね。