ハンドメイド作品として人気な「ハーバリウム」
ハーバリウム(herbarium)を日本語でいうと植物標本です。ドライフラワーやプリザーブドフラワーを保存用オイルと一緒にガラス瓶に詰めて観賞用にしたものが「ハーバリウム」と呼ばれ話題です。
生花だと花のお手入れが必要ですが、ハーバリウムは手入れもいらず何年も観賞できます。
とっても綺麗なハーバリウム、意外にも作るのが簡単で手作りに挑戦している人が増えています。
ハーバリウムの基本的な作り方とアレンジ方法を紹介しますね!
Contents
ハーバリウム作りの材料
ハーバリウムの材料とはたったの3つ!
- ガラス瓶
- ドライフラワー・プリザーブドフラワー
- 保存用オイル
材料の他にピンセットとハサミがあれば便利です。
ガラス瓶
ハーバリウムはガラス瓶で植物を保存しますのでガラス瓶が必要です。細長い円柱型・角瓶がメジャーですが、丸型など変わった形のガラス瓶も販売されています。
初めてのハーバリウムへチャレンジする際は細長い円柱型・角瓶がおすすめです。幅広いボトルは花材が浮きやすくバランスを取ることが難しいです。
ガラス瓶はキャップとセットで販売されています。
ドライフラワー・プリザーブドフラワー
ハーバリウムの主役はドライフラワーやプリザーブドフラワーなどの「乾燥した花材」です。封入する花の種類によって見栄えが変わってきますので、色合いや大きさなどを考えて選んでくださいね!
どの種類の花を選ぶかはセンスが必要かもしれません…。
保存用オイル
市販されているハーバリウムクラフト用のシリコンオイルを使用します。
シリコンオイルは
- 引火点300℃以上で安全
- 低気温でも濁らず綺麗
他のオイルに比べてハーバリウムクラフトに向いているのでおすすめです。
まずは少量から!
オイルは2Lなど一度に多く買うほど安くなりますが、余らせてしまえば本末転倒。初めは500ml~1Lなど少量を購入して作ってみて、今後も作る予定があるなら追加購入をおすすめします!
基本的なハーバリウムの作り方
ハーバリウムの作り方はたったの3ステップです。
- ガラス瓶の洗浄・乾燥
- ドライフラワーを詰める
- 専用オイルを入れる
それぞれを詳しく紹介しますね!
STEP1.ガラス瓶を洗浄・乾燥する
完成したハーバリウムを長く楽しむためのコツはガラス瓶を洗浄・乾燥することです。きちんと洗って乾燥したボトルからハーバリウムを作成すれば、カビの発生を防ぐことができます。
- 煮沸消毒
- 洗剤
家で可能な消毒を行い、さらにプラスしてアルコール消毒ができればより良いですね。
洗ったあとはしっかり乾燥させてください。
消毒・乾燥はしっかりと!!
STEP2.ガラス瓶に花を詰める
ガラス瓶にドライフラワーやプリザーブドフラワーを詰めていきます。ハサミを使って長さ違いの花を準備し、短いものから順番に入れるとバランスがとりやすいですよ。
花を瓶に詰める時に長いピンセットを利用すると便利です。
短いものからバランスよく入れる!
STEP3.保存用オイルを入れる
ガラス瓶へ花のセットが完了したら保存用オイルをゆっくりと流し込みます。ガラス瓶のキャップすれすれまで入れるのではなく、キャップ部のくびれ位までにしておきます。
オイルを入れた直後は気泡が出るので、しばらく待ってからキャップを閉めて完成です!
オイル入れすぎ注意!
アレンジ方法
鳥の羽根を材料に
インコなどの鳥の飼い主さんにおすすめしたいのが、「鳥の風切り羽根」を材料に使ったアレンジ方法です。ドライフラワーやプリザーブドフラワーを詰める時に抜けた羽根を一緒にいれます。
ハーバリウムにすると抜けた羽根をお花と一緒に綺麗な羽根標本として保管できるのでおすすめです。
オイルで透けた羽根はとっても綺麗ですよ。
カラーサンドを入れる
土台にカラーサンドを入れるてもオシャレです。カラーサンドはドライフラワーやプリザーブドフラワーを詰める前に入れます。
砂でかさ増しされるので、砂代は少々かかりますがオイルが少々節約になるかも?!
ハーバリウムの作り方まとめ!
- ガラス瓶の洗浄・乾燥
- ドライフラワーを詰める
- 専用オイルを入れる
基本的にはガラス瓶に花材とオイルを入れるだけというシンプルな作り方です。アレンジで羽根やカラーサンドなどをプラスして入れても素敵です。
今話題の「ハーバリウム」の作り方は思っているよりとっても簡単です。ぜひチャレンジしてくださいね!