暑がっているフクロウは見た目ですぐに分かります。本来なら暑がっている兆候が見える前に暑さ対策をすべきなのですが、もしかすると愛鳥を一度くらいは暑がらせてしまうこともあるかもしれません。
フクロウが暑がっていることに早く気づいてあげることはとても大切です。フクロウが体温上昇しているときの状態と対策を紹介します。
Contents
体温上昇しているフクロウの状態
体温上昇の兆候がすべて見られたら要注意!
翼の内側を開く
通常のフクロウは翼をしっかり閉じている状態で立っていますが、体温上昇したフクロウは翼を少し開きます。
翼の内側を見せたら暑がっているサインです。
大型種では翼をやや開いてリラックスしていることもあります。状況で判断してください。
口を開いて喉をゲコゲコさせている
口を開いて喉のあたりをゲコゲコ動かし始めます。ハァハァし始めたら要注意。
体温が上昇してしまう状況
暑い日に外に長時間いる
暑い日に直射日光をガンガンあたれば体温上昇の原因に。暑い日の据え回しは注意が必要です。
また、涼しい室内であっても日光が長時間あたる場合は注意が必要です。
フクロウのいる室温が高い
ペットを飼うなら温度管理ができる部屋で飼いましょう。夏場の暑さはエアコン無しでは乗り切れません。
保定されている時間が長い(特にタオル巻き注意)
フクロウのメンテナンス時にされる保定(ほてい)という持ち方はフクロウの体温がやや上昇します。短時間で終われば問題はありません。
タオルを使った保定は体温が上昇しやすいので注意が必要です。
暴れている
フクロウが暴れると体温が上昇しやすいです。
例えばキャリーバッグが苦手なフクロウをキャリーバッグへ入れようとしたときに暴れてハァハァしだすことがあります。
もしフクロウが暴れて体温が上昇したら落ち着かせることが大切です。
体温上昇したときの対応と対策
フクロウを涼しい部屋で暴れないように落ち着かせます。
また、体温が上昇しないように普段から環境を整えてあげることが大切です。エアコンは最強なので使ってくださいね。
温湿計を部屋に置いておくと部屋の状態が分かるのでオススメです。
最後に
体温上昇はフクロウの命に関わります。基本的にはフクロウが暑さでバテないようにすることが大切ですが、万が一フクロウの体温が上昇してしまった場合はすぐに気づいてあげてくださいね!
愛鳥:くるるのコメント