フクロウの係留飼育に必須なパーチ(止まり木)
市販のボウパーチは使い込んでくると塗装が剥げていきます。塗装が剥げたパーチは見栄えがよくありません。
係留飼育にとってパーチはフクロウの家。きれいにしておきたいところです。今回はハーフ型(芝とロープ半々)のボウパーチのメンテナンス方法について紹介します。
Contents
準備するもの
ハーフ型のボウパーチ(ロープと人工芝が半々)のメンテナンスに必要なものは以下の通りです。
- 塗装用スプレー
- 登山用ロープ
- 人工芝(芝裏が平たいもの)
- マスキングテープなど
- 結束バンド
- ニッパー(結束バンド切る用)
- ハサミ(人工芝カット用)
- 新聞等の敷物
ボウパーチのメンテナンス方法
使い込んですっかり見栄えの悪くなったハーフ型のボウパーチ。
塗装がかなり剥げてしまいました。これでは飼い主の気分も上がりません。これから綺麗な状態へ復活させていきます。
ロープや芝を外す
ボウパーチに付いている芝とロープは結束バンドで固定されています。まずはその結束バンドをニッパーで切ってロープと芝を外します。
今回はロープやフクロウが遊ぶんでボロボロになった芝も新規一転交換することにします。
ロープや芝を変えない場合はこの工程は飛ばしてもよし。
パーチを洗う
塗装し直す前にパーチの汚れをブラシ等を使用し洗い落します。この時にしっかり洗わないと汚れごとコーティングされるので要注意!洗浄後は水分が残らないように乾かします。
マスキングをする
塗装したくない箇所にマスキングをします。今回はロープと人工芝の両方を取り換えるので、リーシュを繋ぐ金属の輪っか部分のみに新聞紙を巻きました。
ロープと人工芝をつけたまま塗装する場合は新聞紙等でマスキングをします。
パーチを塗装する
準備が済んだら、いよいよ塗装開始です。外に新聞紙を敷きパーチを載せて塗装開始!市販の塗装用スプレーが簡単です。
パーチの裏側も塗装が剥げていたので、裏側もスプレーで塗装しました。
塗料の香りが残るとフクロウの身体に良くないので、半日程度かけてしっかりと乾燥させます。
塗装作業はマスクをした方が良いですよ。当然フクロウは作業場より遠くへ避難。
人工芝とロープを取り付ける
ハーフ型のボウパーチは半分がロープでそのロープの先は人工芝と一緒に結束バンドで縛られています。
まずは人工芝とロープの先端を一緒に結束バンドで巻いて固定します(4箇所程度)
人工芝の固定が終わったらロープを巻き始めます。
人工芝先端(パーチの中央側)からぐるぐると巻いていきます。スキマが開かないようにきつく巻いていき、端っこを結束バンドで2箇所留めます。ロープ先端は切って火で軽く炙っておきます。
完成!
塗装して綺麗になり、人工芝もロープのカラー変更もしました。心機一転、気分も上々です。
動画でわかるパーチのお手入れ方法
まとめ:ボウパーチのメンテナンス方法
- 人工芝とロープを外す
- パーチを洗う
- マスキングする
- 塗装スプレーをする
- 人工芝とロープを取り付ける
以上、ハーフ型ボウパーチのメンテナンス方法でした。パーチが綺麗になると気分も上々です!