犬猫におもちゃを与えることは一般的ですが、近年ペットとしても密かに人気なフクロウはどうでしょうか?
小型フクロウであるアフリカオオコノハズクにおもちゃを与えた時の反応とおもちゃを与える際の注意点について紹介します。
Contents
おもちゃを狩るフクロウ
小型フクロウで人気の高いアフリカオオコノハズク。体長約20cmと小型の中ではやや大きめ。
猛禽類であるにも見た目が可愛いからか強そうには見えません。そんな可愛いアフリカオオコノハズクが猛禽らしさを出している決定的瞬間をとらえました!
…の小型。
ちょこーん
いやいや、本気を出せば強いんです。
おもちゃのねこじゃらしを足で捕らえる姿はまさに猛禽類そのもの。
キリッとした表情はとても強そうです!
おもちゃの誤飲に要注意!
おもちゃを与えると、足で掴んだり嘴で咥えて遊んだりと可愛い姿を見せてくれます。一方で「誤飲」の注意が必要です。
おもちゃを与える際の注意点
もしフクロウにおもちゃを与える場合には以下に注意してください。
- 飲みこめないサイズのもの
- おもちゃの部品が簡単に取れないもの
- 飼い主が見ている範囲で与えること
おもちゃを与える場合は、フクロウが誤って飲み込めない大きいサイズのもの・部品が取れてしまわないようなものにして下さい。
「これは飲みこめないだろう」と思うサイズのものでも、フクロウは見た目以上に口が大きく開くため飲みこんでしまうこともあります。
フクロウにおもちゃを与える場合は、必ず飼い主が見ている範囲でお願いします。与えっ放しは危険ですよ。
ハンドタオル・靴下など、飲みこめないサイズだろうと思っていても飲みこんでしまいます。大きいものは飲みこむまでに時間がかかるので、ちゃんと見ていれば誤飲を防げます。
フクロウにおもちゃは必要?
フクロウは犬のように構って欲しい動物ではないので、必ずしもおもちゃが必要というわけではありません。
おもちゃで遊んでいる可愛い姿を見たい場合、「誤飲をさせない範囲で与えるなら大丈夫」という程度です。
誤飲の危険性がある以上、心配ならおもちゃは与えない方が良いですね。
ペリットでの誤飲物の排出はあてにしない
フクロウは消化出来ないエサの骨や羽根をペリットとして吐き出すくらいですから、運が良ければ誤飲物もペリットとして出てきます。
しかし、腸に誤飲物が詰まる可能性もあります。
ペリットでの誤飲物の排出はあてにせず、「誤飲をさせないこと」を前提に飼育することが重要です。
おもちゃは可愛いけど誤飲に注意
- おもちゃで遊ぶフクロウは可愛い
- 与える場合は誤飲に要注意
- おもちゃは必ずしも必要ではない
フクロウにおもちゃを与えた時の姿は非常に可愛いですが誤飲に注意が必要です。フクロウに限らず動物の誤飲は命に関わります。
事故のリスクを回避するなら「おもちゃを与えない」という選択肢もアリですよ。
愛鳥:くるるのコメント
にゃーん pic.twitter.com/CzLmVqqqiM
— くるる (@kururu_owl) March 16, 2019